釧路地方

北海道標茶町のビューポイントはどこ? 観光の魅力をご紹介!

投稿日:2018年5月6日 更新日:

標茶町は、釧路湿原の約半分が広がる湿原と牧草地が織りなす、最も北海道らしい観光地の一つですね!
今回は、この標茶町観光のビューポイントにスポットをあててご紹介していきましょう。

標茶町観光のおすすめビューポイント3選!

その前に標茶町の位置をチェック!

標茶町は釧路市の北部にある町です。
改めて標茶町をチェックするとスゴイ面積の広い町だったりします。

多和平展望台

まず、標茶町の町営育成牧場内に位置する「多和平展望台」をご紹介しましょう!
広大な牧場の高台から360°牧草地を見渡すことができる展望台で、北海道の醍醐味を実感できることでしょう。
また、駐車場の前には「グリーンヒル多和」というレストハウスがありますので、ここでの炭火のバーベキューをおすすめしたいですね!
特に、生ラムは羊独特の臭みも全くなく柔らかい良質の肉ですので、一度お賞味されてはいかがでしょうか。
また、近くの「風牧場」で製造している飲むヨーグルト「プリティア」を販売していますので、食後に飲みたいですね!
この飲むヨーグルトは、搾りたての生乳にビートで作ったグラニュー糖とオリゴ糖を加えたもので、ドロッとした濃厚なヨーグルトです。
何といっても、ヨーグルト独特の爽やかな酸味と甘みが見事なハーモニーを醸し出しているのは、少量ロットの丁寧な仕事の成せる技と言っても過言ではないでしょう。

 

さらに、このレストハウスから展望台への間はキャンプ場にもなっていますので、家族やグループでバカンスを十二分に楽しめます。
もちろん、夜にはキラキラ星が天文台のプラネタリウムのように空一面に広がり、宇宙の中の地球であることを実感できることでしょう。
多和平へのアクセスは、標茶市街から車で虹別方面へ15分程度、ほとんど車が走らない道道(どうどう)をスムーズに走行できます。

コッタロ湿原展望台

コッタロ湿原は釧路湿原の中でも、最も原始の湿原をイメージできる観光スポットですね!
アクセスは、国道から道道1060号を20分ほど走りますが、道の状態はダートのガタガタ道ですので、少し注意が必要です。
この展望台の下に小さな駐車場がありますが、ほとんど観光客も見かけない穴場の展望台ですので、車の駐車に困ることもないでしょう。

 

そして、展望台頂上までは少し勾配のある丘を登っていきますので、靴はスニーカーが最適で、ハイヒールなどでは少し厳しいかもしれませんよ。
しかし、頂上からのランドスケープは、大湿原の雄大さを満喫できるのは間違いないでしょうし、タイミングがあえばタンチョウのつがいの優美な姿も遠望できます。

国道391号線からコッタロ湿原展望台に行く途中に二本松展望地があります。

ここは車を駐車できる広場があって整備されていない山の斜面を上ると釧路湿原と釧路川が一望できます。
ここら辺の周辺にはサルボ展望台やサルルン展望台があるので寄り道するものいいですね。

シラルトロ湖~塘路湖(とうろこ)

アクセスは、標茶市街から釧路に向かう国道を走ると、国道に沿ってシラルトロ湖と塘路湖が連続して広がります。
まず、シラルトロ湖の湖畔には「茅沼(かやぬま)温泉」がありますので、ここで旅の疲れを癒すのもいいでしょう。
この温泉は、釧路湿原国立公園内の唯一のナトリウム塩化物泉の天然温泉で、タンチョウや白鳥などの野鳥に巡り合うこともあります。
また、近くをJR釧網線(せんもうせん)が走っていて、冬の一定期間には「SL冬の湿原号」が黒い煙を上げながら走行します。
次に、塘路湖は釧路湿原最大の湖で、夏はカヌーツアーやカヤックツアー、冬はワカサギ釣りと年間を通じてアウトドア観光をフルに楽しむことができます。

 

そういう意味では、塘路湖は大自然を保全しながら、一部を観光に利用するワイズユースというコンセプトが定着している観光スポットですね!
このワイズユースからエコツーリズムの本来のあり方を見出すことができます。
特に、釧路湿原は湿地と水鳥などの保全・保護を目的としたラムサール条約に指定されていて、その自然を後世に残していく使命を担っています。
しかし、自然保護団体などが主張する自然にダメージ・ストレスを与えるような観光振興に何でも反対するのではなく、自然とうまく調和を図りながらダメージの少ない時期や人数での観光も容認すべきだと考えます。

標茶町観光は大湿原と牧草地を満喫できる!

さて、ここまで標茶町のビューポイントをご紹介してきました。
標茶町には釧路湿原を中心とした雄大な景観が特徴の観光スポットがたくさんありましたね!
この町は、レジャー施設や博物館などのハコモノの観光地はあまりありませんが、湿原と牧草地が広がる牧歌的な景観の中で何もせずのんびりまったりとした贅沢な時を過ごすことができます。
車で素通りしてしまうにはあまりにももったいないですので、2~3日滞在してキャンプやカヌーツアーやワカサギ釣りなどのプランニングを策定されることをおすすめします。







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