冬のオホーツク海には流氷がやってきますが、海が氷で埋め尽くされるという景色は一度は見ておきたい風景ですね。
その海を船で航行出来る観光船が網走市のおーろら号と紋別市のガリンコ号です。
今回は紋別で運行されているガリンコ号について取り上げますね。
流氷砕氷船ガリンコ号とは
流氷砕氷船ガリンコ号は現在二代目となります。
初代ガリンコ号は1987年2月1日に就航しました。
もともと砕氷船の実験船で世界初の観光用の砕氷船でもあります。
初代ガリンコ号は1996年に退役して、翌年の1997年にガリンコ号Ⅱが新造されて現在に至ります。
ガリンコ号の特徴と言えば船首に付いているドリルですよね。
このマンガのような装置が実際に動いて流氷をかき分けて進むってのがいいですね。
ガリンコ号乗り場の場所と概要
〒094-0031 北海道紋別市海洋公園1番地
0158-24-8000
乗り場は紋別港の南側となります。
ガリンコ号は完全予約制となっています。
そのため、事前に電話での予約となっています。
その際に乗船日・乗船時間・人数・代表者名・ご住所・ご連絡先・携帯番号を聞かれます。
冬期のガリンコ号の概要
やはりガリンコ号が大活躍するのが冬の流氷シーズンですね。
船首に付いているドリルが回転して流氷を乗り越えるのは迫力があります。
網走のオーロラ号と比べると目線が低いので流氷を間近で見ることもできます。
ガリンコ号の一日の運航便は最大で7便運行します。
特に6:00出港のサンライズクルーズは暗いうちに出港して船の上で日の出を迎えます。
そして、16:10出港のサンセットクルーズでは夕日を見ながらの流氷クルーズとなります。
冬の乗船料金
一般流氷ありの場合
大人 3,000円
小人 1,500円
一般流氷なしの場合
大人 2,500円
小人 1,250円
団体流氷ありの場合
大人 2,700円
小人 1,350円
一般流氷なしの場合
大人 2,500円
小人 1,250円
冬期のガリンコ号の運賃は流氷がある場合とない場合で料金が変わります。
そして流氷があるときが1時間程度でない時が45分程度と乗船時間も変わってきます。
夏期のガリンコ号の概要
夏期のガリンコ号は通常のクルーズの他に釣り船として運行されています。
紋別沖でのカレイ釣りで3時間ないし4時間のクルーズのほかに、最近注目されているブリジキングで6時間となっています。
夏の乗船料金
夏期クルーズ5月～10月
一般大人 1,500円
一般小人 750円
団体大人 1,350円
団体小人 680円
釣りクルーズ（6月～9月土日祝）
1名の値段
3時間 3.600円
4時間 4,800円
ブリジキング6時間 7,200円
※釣具レンタル一式 500円
※ブリジギングレンタル一式 2,500円
予約時に申し出の必要あり
このような感じでガリンコ号は冬の流氷シーズンと夏期で運行しています。
夏期クルーズではやはり釣りクルーズをしてみるのもいいと思います。
道具はすべてレンタルできて釣り初心者でも手軽に釣りを楽しめます。
魚のかかったときのドキドキ感はなかなかの体験だと思います。
流氷砕氷船ガリンコ号の口コミ
ニックネーム：紋別・ガリンコ号
住んでいる地域:関東
移動手段：車（レンタカー）
場所：紋別・ガリンコ号
ガリンコ号は紋別で運航している船で、夏にはオホーツク海周辺のクルージングをやっているようですが、醍醐味は冬の流氷の海にガンガン砕氷して進んでいく流氷クルーズです。
ガリンコはそのドリルのガリガリ響く音から名付けられているのかなと。
沿岸からもう氷におおわれて白い海に出て、ガリガリと音を立てて進んでいくと、白い氷の中を進んでいくと、遠くに大きな氷がたくさん浮いているのが見えて、海の深い青と、空の色、より一層白く見える流氷のコントラストが素晴らしく、それを見るためだけにもここに来る価値がある、と思いました。
日本は、狭いけど細長くて、気候がこれほど違うのだということが体感できるのです。
私が行ったのは二月初旬で、札幌の雪まつりの頃でしたが、この時期は海外からの観光客が多く、ことに春節のころは団体などでかなり混む可能性があるので、早めに予約を押さえることをお勧めします。
関東からだと、多分一生に一回見るか、という光景です。
顔が凍りそうになるほどの空気と、匂いを是非体感してみてください。
流氷砕氷船ガリンコ号の口コミを投稿する！
Submit your review | |
