釧路地方

釧路湿原は一年中楽しめる!夏と冬の見どころを紹介します

投稿日:2018年4月26日 更新日:

釧路湿原は、北海道東部にある日本最大の湿原です。
でもどうすれば満喫できるのか分からない方も多いのでは?
そこで、年間3回以上釧路湿原に行く私が、おすすめの観光方法を夏と冬の楽しみ方をそれぞれ紹介します!

緑いっぱい!!夏のおすすめは?

湿原のイメージといえば、緑生い茂る草原といった感じですよね。
そんな夏シーズンのおすすめの楽しみ方を大きく3つ紹介します。

のんびり「ノロノロ」堪能する!?


画像引用:くしろ湿原ノロッコ号(510系) JR北海道

釧路湿原ノロッコ号という、釧網線を走っているトロッコ列車でがあります。
ノロノロ走るからノロッコ号…ちょっとも面白い名前ですよね笑
釧網本線は釧路湿原の中を走っているローカル線で、湿原観光に最適な手段です。湿原は市街地から少し離れていますが、これなら釧路駅から乗車するのでとっても便利です。
夏には毎日2往復走っていて、観光ガイドの方のアナウンスを聞きながら湿原をゆったり観察することができます。

 

「列車から動物とか見れないでしょ?」
と心配する方もいらっしゃるかもしれませんが、ご心配無用!!

私の経験上、徒歩や車で見に行くよりも、動物との遭遇率は高いです。
その年の気候や時間帯、天気、運にも左右されますが、エゾシカならほぼ確実に見れます!!
ノロッコ号なら観光ガイドの方が見つけて放送で教えてくれるので、比較的簡単に見つけることができます。

経験者が教える、車窓から動物を見つける方法

釧路湿原の場合、エゾシカが一切いないということはまずありません。
正直慣れればいくらでも見つけられます。

 

一つコツをお伝えするなら…
双眼鏡を使わないことです。

ノロッコ号や釧網本線の列車内で双眼鏡を使って動物を探している人がいますが、あれは無意味です。
エゾシカはかなりの高確率で線路脇の斜面などにいて、肉眼でも十分に見られる距離感です。
どちらか片側の車窓をじーっと見続けることがコツですよ。

湿原をど真ん中から満喫

釧路川ではカヌーの川下りをやっています。
乗り場はノロッコ号の終点、塘路駅の前です。
釧路川は釧網本線よりもさらに湿原の内側を流れているため、360°の大自然を肌で感じることができます。

 

川下りをしながら川岸の動物や植物を探すのは楽しそうですよね!!
といっても、書いている私は体験したことがないんです…
流れが緩やかなので、自然の風景を満喫しながら楽しそうに川下りをしている観光客を川岸からよく目にします。
ノロッコ号で塘路に行って、カヌーで川下りをしながら戻るというのはおすすめです!!

湿原の中って歩けるの??

自然が好きな方には、ハイキングなどが好きという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方には遊歩道がおすすめです!!
広大な釧路湿原には、大きく6つの散策路があります。
森の中を歩くコースや、湿原の上にかけられた木道を歩くコースもあり、それぞれのコースで雰囲気が異なります。ハイキング好きという方はすべて巡ってみるというのもいいかもしれません。

釧路湿原の温根内木道は温根内ビジターセンターからスタートとなります。

寒さ嫌いでも安心の冬の観光法

多くの林道などは冬季通行止めになるため、釧路湿原を楽しめる範囲も狭まってしまいますが、それでも冬の釧路湿原には魅力がいっぱいです。

SL冬の湿原号

夏に運行されている「釧路湿原ノロッコ号」の冬バージョンと言ってもいいでしょう。
冬はダルマストーブを積んだ客車とSLが走ります。
運転日は少ないですが、その分大人気の列車です。

温かい車内のストーブでスルメや魚の干物を焼きながら、湿原の野生動物や風景を見ることができるのは最高の贅沢です。

野生の特別天然記念物、タンチョウツルが見られる

案外、夏に比べると冬のほうが動物を見られる確率は高く、エゾシカならその辺にうじゃうじゃいると言っても過言ではありません!
また、冬の湿原名物は、タンチョウヅルです。
湿原の近くには、何か所か給餌場があり、そこに行くと、高確率で野生のタンチョウを見ることができます。
もちろん、線路脇や道路脇にもいるので、ぜひ探してみてください。

数ある展望台の中で、一番のおすすめは…

釧路湿原最大の魅力はやっぱりその雄大な景色です。
そのため、釧路湿原の中には様々な展望台があり、それぞれから違った景色を眺めることができます。

でも、沢山あるからどこの展望台に行けばいいのかわからないですよね。
そんな時おすすめなのは「細岡展望台」です。
釧路湿原駅から徒歩で行け、駐車場も完備されているのでアクセスがしやすく、何より景色がとてもいいです!!
ほかの展望台に比べて視界が開けているため、晴れている日の景色は感動です。
この展望台は冬季にも行くことができるので、ぜひ、いろんな季節に見てみてください。

ちなみに、細岡展望台に行く道の途中に、屋根のついた展望台がありますがそこではありません。
中途半端な景色に満足して帰っちゃわないように、気を付けてくださいね。

最後に季節ごとに楽しみ方がいろいろあるのが釧路湿原です。皆さんも一度訪れてみては?

釧路湿原の口コミ

ニックネーム:おにぎり
住んでいる地域:北海道
移動手段:車(レンタカー)
場所:釧路湿原

元々自然が好きだったので、釧路湿原を探索しました。
恩根内の木道散策や、塘路でのカヌー体験など、貴重なものを多く見ることができました。

 

印象に残っているのは、高山植物が多く生えていたことです。
大量に咲いているように見えて、全国的には絶滅が危惧されている種類もあるとガイドの方々から教わりました。
その帰り道の湿原展望台の売店では、丹頂ソフトという、イチゴがトッピングされた可愛らしいソフトクリームが販売しています。
道東の基幹産業は酪農ということもあり、濃厚で美味しかったです。

 

カヌー体験では、湿原内部を見ているような感覚がとても強く、川岸にはミンクやエゾシカなどの野生動物が居ました。
また、木々の間をオジロワシが飛んでいく様子も見ることができ、木道散策とはまた違った湿原の一面を見ることができました。
若い人向けの観光地では無いように思いますが、雄大な自然に囲まれ、日常のさまざまなしがらみを忘れて癒されることができるパワースポットのような場所だと思います。
生活が落ち着いたら、またぜひ行ってみたいです。

ニックネーム:昆布
住んでいる地域:東北
移動手段:JRやバスなどの公共交通機関
場所:釧路湿原

日本最大の湿原で、とても自然豊かなところです。
季節によって異なりますが、タンチョウ、キタキツネ、エゾシカ、オオワシなどの野生動物を見たことがあり、タンチョウやエゾシカに関しては、かなり高頻度で見ることができます。
大型の野生動物を見やすい場所としては日本でもトップクラスだと思います。

 

また、広大な湿原内を散策する方法として、湿原の中を走る釧網本線を利用することができ、夏はトロッコ列車、冬はSL列車が走っていて、とても便利です。
車内では地元のガイドさんによる名所の紹介や、沿線にいる動物についても説明してもらえました。
夏にはカヌーで釧路川を下ることもできます。
釧路湿原駅で降りて少し山を登るとある、細岡展望台にも行ったことがあります。
冬の晴れた日の夕方に行きましたが、広大な湿原を一度に見渡せ、遠くに沈む夕日はとてもきれいで感動的でした。
周囲一帯に人工物がほとんどないため、展望台から見える景色は自然そのものです。
釧路駅やたんちょう釧路空港からも近く、何度も通っている場所です。

ニックネーム:なーやん
住んでいる地域:北海道
移動手段:車(レンタカー)
場所:釧路湿原

私が訪れたのは、世界遺産の釧路湿原です。想像していたよりもかなり広大で本当に感動しました。
正直なところ、世界遺産とはいえ景色が少し綺麗なのかなとくらいにしか思っていなかったのですが、訪れた日が夏で晴れていたこともあって、奥の方まで見渡すことができました。
あっとうされたのと、心がきれいになるような美しさでした。
残念ながらタンチョウは見られなかったですが、野生のシカをかなり近くで見ることができました。
ここは少なくても北海道に住んでいる人は、一回は行ってほしいなと思います。
ストレスある方はスッキリすると思います。

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