北海道の冬というのは観光としては地味なもので、実際に訪れる人も少ないです。
とはいえ、ここ数年はあえて冬の北海道を楽しみにやってくる観光客も増えたような気がします。
管理人ひろしが冬の知床に行ってきて、フレペの滝や知床五湖をスノーシューで散歩しようと行ってきました。
その模様を記事にしていきます。
冬の知床をスノーシューで散歩してきましたが
管理人ひろしは冬ということですっかり活動する機会がめっきり減っています。
とはいえ、ずっと家に引きこもるのも身体に悪いということで、1月初旬に知床ウトロへと車を走らせます。
この時期の知床は雪の白と山の黒と海の灰色のモノクロームの世界となっています。
道路は圧雪で時々凍結路になっていますが、思ったほど道路は滑りません。
知床の超メジャースポットであるオシンコシンの滝ですが、私以外誰もいませんでした。
この景色を独占することが出来ました!
オシンコシンの滝の建物に温度計があったので見てみると-3℃でした。
まあ、大したことない気温でしたね(笑)
北海道人からすると冬の-3℃は暖かいという感覚です。
そして、ウトロの市街地を過ぎて、知床自然センターの駐車場に到着します。
冬の間は知床峠は完全に通行止めとなっています。
知床自然センターは休業中ですが、フレペの滝への遊歩道は進めます。
意外とここを歩いている人が多いので、遊歩道の雪は締まっていてぬかることはなかったです。
知床財団の事務所を過ぎたあたりから雪が柔らかくなって、ぬかるようになります。
ここでスノーシューを装着します。
私はこちらのモデルのスノーシューを買ったのですが、これはとても靴に装着するのが簡単です。
このスノーシューは平地用なのですが、多少の斜面ならこれで余裕で歩くことができますね。
スノーシューをお買い上げの際にはストックも併せて用意しましょう。
ここは夏場は新緑の森ですが、冬は葉が落ちているので開けています。
地面はそれほど深く埋まるほどではないので、長靴でもギリギリ大丈夫だと思いました。
やがて、森がなくなって広場に出てきます。
知床自然センターから20分ほど歩いてフレペの滝に到着します。
滝は大半が凍りついていました。
そして、そのまま帰路につきます。
冬の知床五湖へ行こうとしましたが....
フレペの滝を滞在1時間ほどで切り上げて、知床五湖を目指します。
ところが、知床五湖への道は
岩尾別ゲートから先冬期通行止
と表示されていました。
とりあえず、行けるところまで行こうと車を進めます。
岩尾別へ向かう途中で道路にエゾシカのメスがいました。
エゾシカは私の車に気がついて道路の端に逃げていきました。
知床自然センターより車で10分ほどいった岩尾別でやっぱりこの先通行止めになっていました。
雪の岩尾別川を写真を撮って、知床五湖へ行くのは断念します。
一般人が冬の知床五湖へは行けないようで、ツアーに参加することで冬の知床五湖を散歩できるようですね。
おまけです。
知床五湖へ行けなかったのは残念でしたが、プユニ岬からの夕日はとても綺麗でした。
さらに、ウトロから斜里町に入る時にちょっと寄り道しました。
冬の天に続く道へ行って夕日の写真を撮ってきました。
冬の知床をスノーシューで散歩のまとめ
今回は冬の知床でスノーシューで散歩をしてきました。
スノーシューでの散歩は歩いているうちに暑くなってくるので、アウターやインナーの選択が結構難しいと思いました。
風のない日の場合は厚手のダウンを着るとたちまち汗だくになるので、ウィンドブレーカー程度でもいいかと思います。
ただし、手や耳といった先端部分はものすごく冷えるので、耳かけや手袋を必須ですね。
知床五湖への道路はゲートで閉ざされていて一般人ではいけないようですね。
そこで、冬の知床五湖ツアーに参加することとなるようですね。