北海道観光の一番の季節は夏ですが、ここ最近はあえて冬の北海道に観光する人も増えているような気がします。
そこで、管理人ひろしが硫黄山と摩周湖に行ってきたので記事にしようと思います。
冬の硫黄山と摩周湖を観光する注意点など
今回は網走より大空町東藻琴を経て道道102号線から硫黄山に向かいました。
ハイランド小清水725
その道中でハイランド小清水725があるのですが、ここは冬期は閉鎖されていて雪に閉ざされていました。
そして、車が二台停まっていてスノーシューで山に登っているようでした。
今度天気が良い時に行ってみようと思います。
ハイランド小清水725からの斜里岳です。
藻琴山展望公園
ハイランド小清水725を過ぎて10分くらいのところに藻琴山展望公園があります。
ここでは屈斜路湖を眺めることができます。
そして、屈斜路湖の脇に硫黄山の噴煙も見ることができます。
硫黄山(アトサヌプリ)
実は硫黄山は弟子屈町と知床にもあります。
そこで、区別するのにアトサヌプリという名前があるのですが、通常は硫黄山と言えばこちらの弟子屈町の方を思っていれば間違いないと思います。
硫黄山に近づくとあのおならのような臭いが立ち込めてきます。
かつてこの硫黄山は硫黄の採掘をしていて釧路まで鉄道で硫黄を運んでいたそうです。
ところが、大量採掘によってたちまち硫黄が枯渇して鉄道も消えてしまいました。
硫黄山レストハウスです。
ここはトイレにお土産や喫茶・軽食を利用することができます。
硫黄山といえば温泉むしたまごを食べるのが定番ですね。
卵を硫黄山の熱で作ったゆで卵で、1個100円で5個入りは400円です。
一人で5個食べるのはしんどいので1個にしておきました(笑)
ここの温泉卵はガムテープを巻いて、叩いて殻を割って剥くと上手くいくようです。
卵の殻を割って、塩をかけて食べます。
やっぱり、硫黄山のゆで卵は味が濃いように感じますね。
摩周湖
硫黄山を後にして、摩周湖に向かいます。
ここでちょっとしたトラブルがありました。
硫黄山から摩周湖に向かうにはJR川湯温泉駅より道道52号線を行くのが近いのですが、こちらのルートは冬期通行止めでした。
そこで国道391号線を南下して弟子屈市街から道道52号線に入って摩周第一展望台に向かいます。
そのため、ちょっと遠回りをすることになります。
実は今回は摩周湖でスノーシュー使って散歩をしようと思いました。
ところが、この日の摩周湖展望台はものすごい強風が吹き荒れて、地吹雪になっていました。
そのためスノーシューの散歩は断念しました。
とりあえず、摩周第一展望台に入って摩周湖を眺めます。
摩周湖は霧がよくかかっていて別名「霧の摩周湖」と呼ばれています。
ちなみに私が摩周湖に行くときは決まって晴れています。
うーん、正確には天気がいい日にしか行っていないというのが真相でしょうか。
弟子屈 ぽっぽ亭で昼食
摩周湖に行ってきてちょうど昼時だったので、弟子屈町内に行きました。
摩周駅前のぽっぽ亭に行ったのですが、建物が改装されておしゃれになっていました。
ぽっぽ亭と言えば豚丼ですが、雪見ラーメンも気になったので摩周の豚丼と雪見ラーメンのセット(1,650円)を注文しました。
豚丼は豚ロース肉をタレに漬けて焼いたものをごはんに乗せるという代物です。
安定の美味しさです。
そして、雪見ラーメンが隠し味に弟子屈の牛乳が入ったスープでなかなかクセになる味です。
40歳を過ぎたおっさんにはこのボリュームはちょっと堪えてしまいました(笑)
釧路川
屈斜路湖より流れ出すのが釧路川となります。
釧路川は特に屈斜路湖の流れ出しやみどり橋からの眺めがとてもいいです。
水はものすごく透き通っていてエメラルドグリーンの色をしています。
水が透明なので魚が泳いでいるのも見かけることができます。
美幌峠
硫黄山と摩周湖の観光を終えて帰路につきます。
やっぱり、美幌峠の頂上の道の駅のぐるっとパノラマ美幌峠で小休憩をします。
ここからの屈斜路湖の眺めは北海道の超メジャーな風景となっています。
そして、美幌峠と言えばあげいもが食べたくなりますね。
冬の硫黄山と摩周湖の観光のまとめ
今回は冬の硫黄山と摩周湖を観光してきました。
やはり外は寒いのであんまり屋外には居られずに車内や室内にいる時間が長かったですね。
摩周湖へ行く道路の道道52号線は川湯温泉側は冬期通行止めとなっています。
また、道路が凍結もしくは圧雪状態なので車の運転も注意が必要ですね。