北海道の道東はやっぱり雄大な自然の中に身を置くのが一番楽しいことだと思います。
私は道東に行くなら絶対に野付半島に行って欲しいと思う観光名所だと思っています。
5月末に管理人ひろしが野付半島に行ってきたのでその様子もお伝えしますね。
そこでちょっとした失態を犯すのですがそれを含めてお伝えします。
野付半島の位置と概要
野付半島は知床半島と納沙布岬の中間地点にある日本最大の砂嘴で釣り針のような形状となっています。
野付半島は車で先端付近まで行くことができます。
この長い一本道を走っていると両脇が海を走るというすごく不思議な感覚となります。
この付近では海と海の間が100mありません。
左岸の知床半島側の海は比較的荒海となっていて、右岸の野付湾は湖水のように穏やかになっています。
6月中旬から7月と10月から11月にかけては打瀬舟という帆船で北海シマエビを獲っています。
この光景は一度見ておきたいですね。
ナラワラ
フラワーロードを進むとナラワラと書かれた案内標識が出てきます。
野付湾側に駐車スペースがあるのでここにここに車を止めましょう。
ナラワラとはミズナラの木が海水で侵食されたため木が立ち枯れた所となっています。
かつては濃密で鬱蒼としたミズナラの森が今は見る影もなく、白い幹と太い枝だけが残っている状態です。
ここは野鳥たちの格好の休憩場だったりするのでバードウォッチングをするのもいいですね。
野付半島ネイチャーセンター
さらに進むと右手に野付半島ネイチャーセンターにたどり着きます。
ここは年中無休です。
入館料も駐車場も無料となっています。
休館日
年中無休
開館時間
4月~9月 9:00~17:00
10月~3月 9:00~16:00
1階が売店とレストランになっていて、2階がネイチャーフロアーとなっています。
2018年4月にレストランがリニューアルオープンしました。
2階はネイチャーフロアーとなっていて、野付半島で確認できる野鳥や植物をなんかが展示されています。
カモメの仲間やウミネコ、アオサギなんかの水鳥やタンチョウツル、オオハクチョウなどの渡り鳥、オジロワシやオオワシなどの猛禽類など数多くの野鳥が確認できますね。
今まで野鳥にはあまり興味がなかったのですが、ちょっと興味が出てきました。
野付半島に出現した珍客の野鳥です。
名前だけ見てもどんな鳥かわからないですね。
でも、鳥だから自由に飛べるからここまで来れるのですね。
野付半島で見られる草花ですね。
ハマナスやセイヨウタンポポ、スミレといった原生花園の植物を見ることができますね。
1970年と2009年のトドワラの移り変わりの写真です。
約40年の歳月でトドワラがだんだん消滅してきてるのがひしひしと感じます。
そのほかに野鳥の剥製や野付半島をテーマにした写真展などがありました。
トドワラ
ネイチャーセンターからトドワラという場所へは徒歩かトラクターバスで行くことになります。
トラクターバスの運賃が片道大人500円、子供300円となります。
トドワラ広場への距離は約1.3kmの平坦な遊歩道となっています。
野付半島の全体図が隣にありました。
野付半島と彫られた大きな石柱と北方領土を偲ぶ石碑がありました。
遊歩道は画像のとおりの幅が50cmくらの砂利道で向こうから来た人とすれ違うのがちょっと大変でしたね。
野鳥のさえずりを聞きながら歩きます。
歩いて25分ほどでトドワラ広場に到着しました。
ここでは休憩する木のイスとテーブルがあって簡易トイレもありますね。
トドワラ広場からは木道を歩いて目指します。
途中で左右に分かれていて右がトドワラに行く道で左はさらに砂嘴の先端部まで行けます。
木道の幅は80cmくらいで途中に人がすれ違えるように広い木道になっています。
ここはもともとトドマツやエゾマツ、ハンノキ、カシワの森が海水に侵食されて立ち枯れています。
この終末感の甚だしい景色はかなり印象に残る景色になるのは間違いないです。
木道の先端よりトドワラを撮りました。
ここ最近トドワラは高潮によって木が流されてしまって消失したと知りました。
残っている木は極わずかで高潮を免れた木と多数の切り株があるだけです。
こちらは左の木道からトドワラを撮りました。
木の間隔が疎らでした。
ついでに木道の左側を探検します。
途中で木道がなくなって砂浜を歩きます。
再び木道になっていて緑色の鉄製の桟橋があるので先端まで行ってみます。
対岸の砂嘴に一本松があったので写真を撮りました。
スマホの望遠なのでこの程度の写真となっています。
そこで来た道を引き返します。
帰る途中でトラクターバスとすれ違いました。
野付半島ネイチャーセンターレストラン
トドワラから歩いて帰ってきてちょうど昼時だったのでここで昼食にしました。
別海町のご当地グルメのジャンボホタテバーガーを注文します。
バンズにソースを塗ってホタテの春巻きみたいなものとマリネを挟んでかぶりつきます。
中にはでっかいホタテの貝柱が入っていました。
そして、別海町は酪農の町でもあるので300mlか500mlの牛乳が付いてきます。
私は300mlの牛乳を飲みましたが、普段飲む牛乳より美味しかったですね。
その他のネイチャーセンターのメニューです。
別海町は漁業の町でもあるので海鮮系とか北海道らしいジンギスカン定食なんかがいいですね。
野付半島先端 竜神崎と野付埼灯台
野付半島のフラワーロードの一本道は車でここまで来れます。
ここに車を止めて徒歩で野付半島先端まで歩いてゆくことができます。
私はここに車を停めて灯台まで行こうとした矢先、先ほどの牛乳のせいか急に便意を催してしまい、ネイチャーセンターにとんぼ返りするという失態を犯します。
そのまま野付半島を後にしたわけです。
2018年6月30日に野付半島にやってきました!
別海町で尾岱沼えびまつりがあることを知って、ついでに野付半島にも行きました。
今回はネイチャーセンターまでドライブしながら途中で駐車場に車を止めて花を見に来ました。
野付半島の北側の海ではサケの定置網を張っていていました。
いよいよサケが戻ってくる季節が近づきます。
ネイチャーセンターの駐車場に咲いていたハマナスです。
ハマナスはこれから咲くと思います。
最初エゾキスゲかと思ったのですが、花の色がオレンジがかっていてこれはエゾカンゾウと知りました。
結構たくさん咲いていましたが、群生しているところははっきりしています。
薄黄色の丸い花を咲かせるセンダイハギです。
これは別海町の花となっています。
これはあまり見かけませんでした。
ナラワラの写真です。
この日は天気が良かったので、水蒸気が靄のようにかかっていました。
野付半島の四角い太陽
冬の野付半島沖では四角い太陽がでる自然現象があります。
この現象は空気の温度差によって光が屈折するという蜃気楼と似たようなメカニズムで起こります。
通説では2月の厳冬期と言われていますが、そんなこともないようで、気温が一気に下がる日の日の出に起こりやすいそうです。
野付半島の口コミ
ニックネーム:猫なで
住んでいる地域:関東
移動手段:車(レンタカー)
場所:野付半島
知床半島と根室市のちょうど中間にあり海に突き出た延長26キロの我が国最大の砂し。
砂しとは、岸に流れる海水によって運ばれた土が堆積してできる、海上にできる、長く突き出た地形のことーです。
民家のない長いフラワーロードとよばれる長ーい一本道をいくと半島先端に野付半島ネイチャーセンターがあります。
半島そのものがラムサール条約に登録されているようでトドワラ、ナラワラなど海水に侵食された木々が枯れてできた光景、両側に海が迫る長い一本道など、何処にもない最果ての地のような場所です。
年々侵食が激しく、半島手前が水没し島になってしまうとも言われており、早めに一度は行くべき所だと思います。
十数年前に行ったとき半島先端にあった食堂のホタテのバター焼きの美味しさは今でも忘れられません。
残念ながら今では閉店しているとのこと。
年々変化する最果ての地へこんどは冬に行く機会をつくり、伝説の四角い太陽を是非、見てみたと思います。
ニックネーム:notuke
住んでいる地域:関東
移動手段:車(レンタカー)
場所:標津町の野付半島のナラワラとトドワラ
北海道道東の中標津の海岸には釣り針に似たような「野付半島」というのがあります。
国道244号線から標識に従って進むと、やがて、細い通路となっていて砂土の浜のような一本の道が直線に延びています。
この道はは幅も狭く両側が海で、根室海峡と野付湾とが迫って来ているのです。
此の野付半島は、知床半島周辺から流れ出てきた砂礫や砂利が海流に乗って運ばれてきて、此の野付の半島に堆積し陸地っを造り上げたもので、此等の長大な浅い陸地は砂州とか砂嘴(さし)といって、沿岸流によって運ばれて細長く堆積し、堤状をなしたものとされています。
この半島を細長く縦断する道は、別名をフラワーロードとも言って、その名の通り周辺はハマナスやエゾカンゾウ、アヤメなどの広大な乾性の原生花園となっていて、所謂、北海道の道東特有の美しい花々が咲きほこっているのです。
そして、半島の先端部にはナラワラやトドワラなどが枯れ木の木立として景観を作っているのです。
因みに、ナラワラやトドワラというのは、かってのミズナラやトド松のことで、此等の木々が枯れたものです。
ニックネーム:メリア
住んでいる地域:関東
移動手段:車(レンタカー)
場所:野付半島
野付郡別海町の野付半島のトドワラに行きました。
日本一の砂嘴と言われるだけあってとても広かったです。
トドワラは、今では地盤沈下で立ち枯れたトドマツ林の跡ですが、江戸時代まで町があったようです。
今となっては町の面影はありませんでしたが、トドマツの木も将来的には立ち枯れて見れなくなってしまうだろうといわれている場所だったので、一度見て見たいと思っていました。
地図で見ても不思議な形をしているのですが、行ってみるとその不思議な形状がわかるような面白い地形。
殺伐とした風景ではありますが、「この世の果て」とも言われるこの地は、枯れゆくトドマツと、鳥の声と海と空と風の音しか聞こえません。
何があるという訳ではありませんが、1日いても飽きないような何かがあります。
木の橋をずっと歩き、景色を見ているだけで現実界から離れたような気分になるのである意味リフレッシュできる場所です。
近くに買い物ができるような場所は皆無なので、お食事などは別の町で済ませるのが正解でした。
ニックネーム:azl
住んでいる地域:北海道
移動手段:車(レンタカー)
場所:トドワラ
巨大な砂嘴である野付半島にあり、トドマツが海水に侵食されて枯死した姿を見ることができます。
近年は海水による風化や侵食が進んでいて、樹の数が減っているようです。
近い内に見られなくなるのかもしれません。
トドワラまでの道には様々な花が咲いていたり、鳥も観察できて楽しめました。
また、野付半島の道を運転する際にはスピードを出し過ぎないように注意してください。
私は急に鹿が飛び出てきたので危うく事故を起こしそうになりました。
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