北海道では冬になると、寒さで行動力が下がりますね。
とはいえ、スキーやスケートといった冬でしか楽しめない娯楽もあります。
網走湖の氷上ワカサギ釣りも冬でしか楽しめないものです。
網走湖のワカサギ釣りでは網走市呼人と女満別湖畔の2箇所があります。
2019年1月に網走湖のワカサギ釣りに行ったので、2つのポイントの特徴を記事にしたいと思います。
網走湖呼人のワカサギ釣り再開!
冬の間、連日賑わっている網走湖呼人のワカサギ釣り会場ですが、スタッフ2名が新型コロナ陽性ということで臨時休業していましたが、2月1日より営業再開となりました。
【網走湖わかさぎ釣り会場 営業再開について】
スタッフの新型コロナウイルス感染症に感染したことが確認されたことから皆様の安全確保として実施しておりました会場の休業ですが管理事務所の営業再開の準備が整い
【2/1(火)8:30〜】より営業を再開させていただきます。#網走湖 #わかさぎ釣り— 網走市観光協会ワカサギ釣り (@abawakasagi) January 31, 2022
網走湖の氷上ワカサギ釣りの概要と2つのポイント
入漁料
大人 800円
小学生 400円
仕掛け 250円
えさ 200円
網走湖のワカサギ釣りのポイントは2箇所あって、メジャーなのが網走市呼人です。
国道39号線沿いなので、車からワカサギ釣りの光景が見ることができます。
それに対して女満別湖畔は人気度が今ひとつですが、2箇所を釣りをしてみて女満別側のほうが大きいワカサギが釣れる傾向があります。
それでは、2箇所のポイントの釣りをした体験談を書いていきますね。
網走市呼人のワカサギ釣り場
網走湖の網走市呼人のワカサギ釣り場は国道39号線からがよく見えます。
色とりどりのテントが盛況ぶりを表しています。
テントが立ち並んでいるのを目印にして、ワカサギ釣り会場の入口の案内があるのでここから入ります。
土日や祝日は多くの釣り人が来るので、駐車場がいっぱいの場合は第二駐車場に停めることとなります。
駐車場に車を停めて、こちらで受付で入漁料を支払って、ライセンス(800円)を購入します。
そして、エサの白サシ(200円)も買いました。
受付の隣が休憩室となっています。
自動販売機やストーブ、イス、テーブルが用意されています。
また、ここで釣りたてのワカサギの天ぷらを揚げて、その場で食べることもできるのです。
網走市呼人のワカサギ釣り会場では4つの簡易トイレがあります。
氷上で釣りをしていると結構おしっこが近くなるので、ここで用を済ませてください。
網走市呼人のワカサギの釣り場はゴミ捨て場があります。
ここで釣りの時に出たゴミを捨てられるのはありがたいですね。
私は氷に穴をあけるドリルを持っていないので、穴あけ(300円)をしてもらいます。
エンジン付きのドリルで穴をあけて、ものの30秒くらいで穴が空きました。
氷に穴を開けてお玉で氷を取り除きます。
さっそく釣りを開始するのですが、1時間くらい全然釣れなかったです。
ここ数年の網走湖のワカサギはボウズ知らずだったので、ちょっと焦ります。
近くで釣れている人を観察すると、ワカサギは一番下の針に掛かっていることが見えました。
ワカサギは底スレスレを回遊していると気が付きます。
そして、オモリを底つきさせて時々竿を上下に動かして誘うと程なく釣れました。
その後、1匹やダブルでワカサギが釣れました。
網走市呼人のワカサギ釣り場は釣れるサイズが全体的に小さかったです。
40匹ほど釣り上げて、日が暮れそうになったので帰ります。
帰ったらワカサギを水洗いをして水分を拭き取り、から揚げにしました。
ワカサギのから揚げはカリッとしていて美味しいです。
女満別湖畔のワカサギ釣り場
網走湖の女満別湖畔のワカサギ釣り場は、観光の釣り人はあまりいなくて地元の人が多いです。
天気は晴れで風もほとんどなかったので、とても気持ちが良かったです。
この日は月曜日ということで釣り人も少なかったです。
土日祝は打って変わって、たくさんの地元や近隣の人がワカサギ釣りを楽しんでいます。
国道39号線から女満別湖畔へ行って、細い道路を進んでいきます。
女満別湖畔のキャンプ場を過ぎて、大きなカーブのところにワカサギ釣りの受付があります。
ここで入漁料を支払ってライセンスを購入します。
ここでは、穴あけドリルを無料で借りることができます。
ワカサギ釣りの場所を決めて、2箇所ほど穴をあけてから穴あけドリルを返しに行きました。
女満別湖畔は簡易トイレが点在していて、道路が狭いのでところどころに車をUターンさせる場所があります。
氷に穴をあけて釣り場を作って、仕掛けを投入するといきなりヒットをします。
なんと、いきなり大きいワカサギ2匹とアメマスが釣れました。
ワカサギ釣りの外道として、カワガレイやウグイはたまに釣れますが、アメマスは人生始めて釣れました(笑)
アメマスさんには針を外してお引取り願いました。
この日は午前中は晴れで風がなかったのですが、午後からは曇ってきて風が吹いてきました。
それでも、呼人よりはワカサギがよく釣れて、釣れるワカサギも一回り大きかったです。
女満別湖畔のワカサギの釣果です。
50匹ほど釣れました。
今回はワカサギの天ぷらにしました。
天ぷらはワカサギ身がふっくらしていてとても美味しかったです。
ワカサギは近くのスーパーでも買うことができるのですが、やっぱり獲れたてのほうが断然美味しいです。
氷上ワカサギ釣りの防寒対策
網走湖の氷上ワカサギ釣りは寒空の下での釣りとなります。
そこで、やっぱり気がかりなのが防寒対策となります。
まず、インナーはヒートテックといった自家発熱するインナーの上下を着ます。
そして、フリースを着てダウンやウールといったアウターを着れば身体は大丈夫かと思います。
それよりも問題なのは足と手と頭部ですね。
氷の上にいることで、足の裏がものすごく冷たい思いをします。
まず、冬用の長靴は必須です。
さらに、足の冷えない靴下を着用して、大判の貼るタイプのカイロを足の裏に貼り付けます。
頭部はニット帽といった冬用の帽子に耳かけ、ネックウォーマーを着用します。
身体の熱は首から逃げると言われているので、頸部の防寒は必須ですね。
そして、手がかなりやっかいですね。
やはり、エサ付けやかかったワカサギを外すのに普通の手袋ではダメなんですよね。
私はまず料理や医療用に使うニトリル手袋をつけて、上から指の出ている手袋を装着します。
これである程度の防寒と手先の器用さが損なわれることがありません。
また、ワカサギはキュウリウオ科独特の臭いがあって、素手で触ると手を洗ってもなかなか取れません。
そういう意味で、薄い使い捨ての手袋は有効だったりします。
そして、小さなカイロをポケットに入れて、手が冷えたらこれで温めます。
ワカサギ釣りで一番寒い思いをするのが手と足ですが、これでなんとか耐えられると思います。
網走湖の氷上ワカサギ釣りのまとめ
今回は2019年1月に網走市呼人と女満別湖畔の二箇所で、ワカサギ釣りに行ってきたので記事にしました。
この2つの釣り場は一長一短なところがあります。
利便性を取るなら断然網走市呼人の釣り場です。
道具のレンタルはもとより、寒さを防ぐテントのレンタルもできます。
そこで、手ぶらでもワカサギ釣りを楽しめて、なおかつ休憩所でワカサギの天ぷらも楽しめます。
観光でワカサギ釣りをしたいのなら断然網走市呼人がいいですね。
それに対して女満別湖畔では、釣り道具や穴あけドリルのレンタルができて、最低限のワカサギ釣りを楽しめる感じです。
テントは自分で用意する必要があります。
ただし、女満別湖畔のほうが大型のワカサギが釣れますね。
とはいえ、それぞれ1回ずつしか行ってないので、たまたまかもしれません。
私が小学生だった30年ほど前は、網走湖のワカサギ釣りに行って、丸一日やって3匹しか釣れない時もありました。
しかし、ここ10年ほどはボウズ知らずで、3時間もやっていて一匹も釣れないというのは、ほぼありえないほどです。
この場合はよっぽどの天変地異レベルですので、釣果に関しては心配はいらないと思います。