知床八景とは主に知床のウトロ側の8箇所の景勝地となります。
その知床八景とはオシンコシンの滝、オロンコ岩、プユニ岬、フレペの滝(乙女の涙)、知床五湖、カムイワッカ湯の滝、知床峠、夕陽台の8ヶ所となります。
ここはムリをすれば1日で回ることも可能ですが、私は1泊2日で回ることをオススメします。
その理由は本文の方で説明しますね。
今回は知床八景の回り方について記事にしますね。
知床八景の回り方はこんなプランがオススメ!
知床八景を回る場合は女満別空港から網走市、斜里町から入る場合と、中標津空港もしくは釧路空港から羅臼町側から入る場合によって周り順が変わってきます。
斜里町からウトロを目指す場合の知床八景を回り順は以下の通りが最良かと思います。
オシンコシンの展望台→オロンコ岩→夕陽台→フレペの滝→知床五湖⇢カムイワッカ湯の滝→知床峠
羅臼から知床八景を目指す場合は全くの逆のルートで回るといいと思います。
知床峠→カムイワッカ湯の滝→知床五湖→フレペの滝→夕陽台→オロンコ岩→オシンコシン展望台
それでは知床八景の各景勝地の詳しいことを書いてゆきますね。
オシンコシン展望台
斜里町市街からウトロを目指して車で走っていると最初に見ることのできる知床八景となります。
オシンコシンの滝は知床を観光するバスは必ずと言っていいほど立ち寄る場所となっています。
ところが、知床八景を改めて確認するとオシンコシン展望台ってなってるんですよね。
私もそうですが、オシンコシンの滝を知床八景と勘違いしている人が多いかもしれません。
オシンコシン展望台に行くにはオシンコシンの滝から直接は行けません。
オシンコシンの滝からトンネルを抜けて少し走ったここをぐいーんと曲がって坂道を登ります。
舗装の坂道を上がるとオシンコシンの滝の頂上とオシンコシン展望台に行くことができます。
オシンコシン展望台からは高い所からオホーツク海を望むことができます。
オロンコ岩
オロンコ岩はウトロ市街にある巨岩で170段の階段を登ることで頂上に行くことができます。
オロンコ岩からオホーツク海やウトロ市街を望むことができてとてもいい景色です。
オロンコ岩はこちらの記事に詳しく書いています。
夕陽台
夕陽台はウトロ市街より坂を上がった温泉ホテル街の一角にある、国設知床野営場の一角にある展望台です。
ここは夕陽台という名のとおり、夕方に来ることが必須となっています。
昼間でもそこそこいい景色ではあるのですが、夕方になるととてもロマンチックな眺めとなります。
私は2018年9月にここのキャンプ場で一泊をしてこの幻想的な夕陽を見ることができました。
ウトロで宿泊する場合は近くのホテルに泊まるはずなので、絶対見に行ってください。
国設知床野営場と夕陽台はこちらの記事を見てください。
プユニ岬
ウトロ市街を出て知床五湖や知床峠を目指す途中にプユニ岬があります。
坂の上の方のバスの停留所みたいになっているところがそこです。
プユニ岬のところの眺めがこんな感じで木がフサフサと茂っていてちょっと景色が微妙でした。
そこでちょっと下って橋のところから眺めるといい感じでウトロの街が見えます。
ここも夕方に来るといい感じで夕日が見えてさらにいい景色になると思います。
フレペの滝(乙女の涙)
フレペの滝は知床自然センターに立ち寄って、遊歩道を歩いてフレペの滝展望台から見ることができます。
とはいえ、展望台からの眺めはよく見えなかったです。
画像では影になっている所からホロホロと水が流れているのが見えました。
フレペの滝は知床観光船おーろらかクルーザーで海から見るととてもいい感じで滝を見ることができます。
フレペの滝の記事はコチラから見れます。
知床五湖
知床五湖は代表的な景勝地で、バスツアーでも必ずと言っていいほど立ち寄る場所です。
ここのいいところが、高架木道だけ散策するというカジュアルな楽しみ方と遊歩道の大ループを歩いてガッツリ五湖全部を回ったり、小ループで二湖と一湖だけを回ったりと時間と相談して楽しむことができます。
知床五湖はこちらの記事に詳しく書きました!
カムイワッカ湯の滝
カムイワッカ湯の滝は知床五湖から道道93号線の砂利道を進んだ先にある、温泉と川の水が混じった天然温泉です。
知床五湖より15kmほどの距離ですが、道路が砂利道で見通しが悪いので車で往復で1時間を見てください。
また、8月1日~8月25日は普通自動車とバイクの通行ができません。
この期間に限って徒歩か自転車、もしくはシャトルバスでしか行くことができません。
カムイワッカ湯の滝の詳しい記事はこちらをどうぞ!
知床峠
知床峠は国道334号線の斜里町ウトロと羅臼町を結ぶ峠となっています。
道中はヘアピンカーブの連続する片側一車線の道路となっています。
知床峠展望台では駐車場とトイレがあります。
ここからの羅臼岳の眺めが雄大でいい景色です。
知床峠はこちらの記事を見てください。
知床峠の回り方のまとめ
今回は知床八景の回り方について記事にしてみました。
私自身知床八景を勘違いしていて、オシンコシンの滝ではなくオシンコシン展望台だったりしていました。
実際に知床八景は駆け足で回れば1日でいけますが、それはとてももったいないと思います。
夕陽台とプユニ岬は夕方に見るのが一番素晴らしい景色で感動的でもあります。
知床五湖とカムイワッカ湯の滝ではヒグマが出るかもしれないので緊張感もいい刺激となると思います。
この記事が参考になれば幸いです。