網走市は、北海道東部を代表する観光地で、近年流氷観光でその魅力は日本のみならず近隣アジア諸国の観光客の集客に寄与しています。
また、オホーツク海と5つの湖の織りなすランドスケープに農村田園風景が広がる景観は、北海道の醍醐味を凝縮した魅力をそなえています。
今回は、この網走観光のビューポイントにスポットをあててご紹介していきましょう。
網走観光のおすすめビューポイント3選!
まずは網走市の位置をチェックしますね。
網走市はオホーツク海に面している街です。
隣町には女満別空港があり、本州からのアクセスも簡単です。
流氷観光
オホーツク海の流氷観光は、日本の数ある有名観光地の中でも最も壮大かつエレガントな景観を満喫できること間違いなしですよ!
とりわけ、網走近海は知床から能取岬(のとろみさき)にかけて湾曲した地形になっているため、流氷が入りやすくなっています。
何といっても、この流氷を見ることができるのは、日本ではオホーツク海沿岸の地域だけで、また時期も1月下旬から3月ごろに限定されますので、大変貴重な観光資源ということになります。
この時期には、流氷観光船が道の駅に隣接した発着場から1日4~5便出航しています。
ここ最近は近隣アジア諸国からの団体ツアー客で大盛況となっていていますので、事前に観光船の予約をしておいた方が無難でしょう。
特に、最盛期の2月ごろにはオホーツク海全体が流氷に覆いつくされますので、陸地の雪と一体化して大雪原のような様相を呈します。
そして、最もおすすめの時期が少し気温の上がってくる3月上旬ごろで、流氷が蓮の葉状になったり、それが小さく分断され海流に流されだすといたる所で淡いオホーツク海の海面が現れます。
そうすると、流氷の白色と海面の青色がグラデーションカラーとなるとともに、澄み渡る青空も加わって、シンプルながらも優美な面持ちとなります。
流氷観光船オーロラ号はこちらの記事を参考にしてください。
白鳥公園
白鳥公園は網走市の東端に位置していて、小清水原生花園に隣接しています。
アクセスは網走市街から車で約15分ですので、知床観光へ足を伸ばす際にはぜひ訪れたいビューポイントですね!
まず、おすすめしたいのが冬の流氷観光の季節で、白鳥公園前の濤沸湖にはたくさんのオオハクチョウがシベリアから渡ってきます。
その白鳥と濤沸湖の淡いブルーの湖面と背後の秀麗な斜里岳の織りなすランドスケープは網走ナンバーワンの景観と言っても過言ではないでしょう。
また、オオワシやオジロワシなどの大型の猛禽類やかわいいカモ類もたくさん姿を見せますので、バードウオッチャーならずとも私たちの心を癒してくれます。
さらに、6月ごろには白鳥公園に隣接した草原では、ヒオウギアヤメの大群落にポニーが放牧されていますので、牧歌的な景観を楽しむこともできます。
管理人ひろしが白鳥公園に行ってきました!
能取岬
能取岬へのアクセスは、網走市街から車で約15分、きれいに舗装された広い道道76号線を走りますので快適走行が約束されます。
この能取岬でのビューポイントは、駐車場の先の灯台あたりが定番ですが、この駐車場の手前の美岬(みさき)牧場周辺からの景観が1番ですね!
この牧場前の道路の向かいに広い空き地がありますので、そこで車を駐車して一服することをおすすめします。
するとどうでしょうか。オホーツク海が正面と左右に180°広く展望できるとともに、天気が良ければ北東方向に世界遺産知床の山並みを遠望できます。
ここは2008年に公開された中国映画の「非誠勿擾」のロケ地となっています。
夕暮れの能取岬で秦奮と梁笑笑のラブシーンと梁笑笑が置き手紙を残して明け方に夜に飛び降りしてしまうシーンになっています。
網走観光の今後の展望
さて、ここまで網走観光について説明してきましたがいかがでしたか。
現在、網走観光は今後の観光振興を展望するうえでのターニングポイントの時期であると考えられます。
ここ最近、網走の大型観光ホテルは、従来からの日本人団体観光ツアーの激減により廃業や業態変更を余儀なくされているうえに、資金力のある全国展開ホテルの新規オープンや買収などで青息吐息状態です。
かろうじて、近隣アジア諸国の団体ツアーで一息ついていますが、一過性のブームとみる向きもあります。
網走観光と言えば、長らく監獄・刑務所観光の暗くてマイナーなイメージの観光地というレッテルを貼られたうえに、網走監獄博物館・北方民族博物館・モヨロ貝塚館などのハコモノ観光に傾斜しすぎた安直な観光行政が新鮮味のない観光地にしてしまいました。
前述した通り、網走には「流氷」という全国的にも貴重な観光資源と、オホーツク海と湖と田園風景のコラボレーションを全面的にアピールしながら、観光客を受け入れるウエルカムのスタンスを醸成していくことが喫緊の課題といえます。
網走市の口コミ
ニックネーム:りょう
住んでいる地域:北海道
移動手段:車(レンタカー)
場所:網走市
網走方面は何度も行っています。メジャーどころでは網走監獄でしょうか。
囚人の蝋人形のクオリティが思っていたよりも低かった為、残念な感じは有りましたが、一度は行ってみるのをおすすめする場所です。
小さな食堂では名物(?)の監獄定食もあります。
昼に網走ビール園のランチビュッフェに行きましたが、賑わっており、料理もなかなかでした。昼から飲んでいる方もいたので、お酒好きの方には良いのではないでしょうか。
個人的に一番好きな名所は能取岬です。
市街地から車で20分程度かかりますが、近隣に温泉もあったと思います。
右手に湖を見ながら走るのですが、時期によってはサンゴ草が見れるそうです。
私が感動したのは、車で岬に出るロケーションです。
やや上り基調の林を抜けた先に、いきなり開けた絶景が登場します。
まず牛の農場が有るので、北海道を感じて、眼下に海が広がっています。
展望台もあったと思いますが、車から眺めているだけでも、癒されること間違いなしです!
ニックネーム:ろい。
住んでいる地域:九州
移動手段:ツアーバス
場所:
網走市に行っときに、元々大きな刑務所があることを知っていたので 名前は知っていて よくテレビで見ていました。
ですが実際に行ってみるとかなり田舎で観光スポットもちらほらあるのですが 自然豊かな田舎街といった印象でした。
民宿に泊めてもらったのですが その時に出た料理にかなり驚きました。
ヒグマの料理でした。九州では熊を料理で食べる事は無いので というか熊が九州にはいないので 網走の民宿で人生初めて熊を食べました。
味は思ったより 臭くなくとても美味しくいただきました。
網走市の市民は、みんな熊を見たという人がとても多く 私が泊まった民宿のお父さんは 熊を狩で仕留めたことがあるみたいで、こんなに熊が日常的だなんてかなり衝撃的な話しでした。
もしも山で熊に出会ったら死んだふりをするということをよく聞きますがあれは間違いらしく、普通の熊は威嚇するとすぐに逃げていくらしいです。
このような、興味深い話を聞けて凄く楽しい旅行でした。
ニックネーム:ゆこ
住んでいる地域:北海道
移動手段:車(レンタカー)
場所:網走市
知床まで行ったら、せっかくなので網走も行くことをおすすめします。
一日でまわれますよ。網走はやはり網走監獄ですね!
少し怖い雰囲気もありながら、趣があってレトロな建物が好きな方にはとってもおもしろい場所だと思います。
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