北海道弟子屈(てしかが)町は、阿寒摩周国立公園を擁する北海道で最も風光明媚(ふうこうめいび)なランドスケープが広がる観光の町です。
もちろん、畑作や酪農などといった第一次産業の盛んな地域でもあります。
今回は、この弟子屈町観光の中でも、厳選したビューポイントをご紹介していきましょう。
弟子屈町観光のおすすめ観光スポット3選!
まずは弟子屈町の位置を確認しますね。
弟子屈町は道東の内陸部に位置していて屈斜路湖や摩周湖、硫黄山など超メジャーな観光地を有しています。
摩周湖
まず、ご紹介するのが北海道を代表する観光スポットの摩周湖です。
この摩周湖は、日本全国のみならず世界各国から観光客が訪れる神秘的な湖で、「摩周ブルー」と呼ばれる鮮やかなコバルトブルーの湖面が魅力的ですね!
また、夏の観光シーズンには霧がかかるケースが多く、霧のベールに包まれた摩周湖も大変幻想的でもあり神々しくもあります。
これが「霧の摩周湖」と呼ばれる所以(ゆえん)でもあります。
このような光景を展望するには、第1展望台、第3展望台そして裏摩周展望台の3か所からがポピュラーなビューポイントとなります。
おすすめしたいのが、第3展望台からのランドスケープで摩周湖のサイドから湖の全貌を目の当たりにできますよ!
また、第1展望台のような団体ツアー客が少なく、ゆっくりまったりと摩周湖を満喫できることでしょう。
さらに、道路に沿って10数台の車を停められる駐車スペースがあり、駐車料金も無料ですので経済的でもあります。
摩周湖はこちらの記事に詳しく書いています。
屈斜路湖(くっしゃろこ)
次に、摩周湖と双璧をなす屈斜路湖(くっしゃろこ)をご紹介します。
この屈斜路湖は、日本最大のカルデラ湖という触れ込みで、摩周湖に負けず劣らずのきらめくブルーの湖面がセールスポイントですね!
ここでは、摩周湖と打って変わって、湖畔周辺でのキャンプファイヤーのみならずカヌーツアー、ヨットセーリング、ウインドサーフィンなどのウオータースポーツやフィッシング、バードウオッチング、温泉浴などを楽しめる一大リゾートエリアです。
御神渡り(おみわたり)
屈斜路湖も厳冬期には湖面は全面結氷しますが、「御神渡り(おみわたり)」という自然現象が見られます。
これは、外気温による氷の膨張と収縮によって発生するもので、御神渡りとしては日本ナンバーワンのスケールを誇ります。
和琴半島
これは、和琴半島にある屈斜路湖を間近に眺めながら入浴できる露天風呂です。
まさに野趣満点と言うにふさわしい露天風呂ですが、日中は目の前を普通に観光客が散策していますので、相当覚悟を決めて果敢にチャレンジする勇気が必要で、のんびりお風呂に浸かるというわけにはいかないかもしれませんね!
そういう意味では、水着着用でもいいのかもしれませんし、夜や早朝の人のいない頃合いを見計らって入るのがいいでしょう。
砂湯
ここは屈斜路湖で最も賑わう「砂湯」ですね!
画像は日本の海水浴場でよく見かける光景ですが、実はこの子供たちが浸かっている水たまりは温泉ですよ!
夏のトップシーズンには、湖で水浴びをした後に湖畔の砂を掘ってプライベートスパを造って入浴するというのが定番となっています。
また、冬にはたくさんのオオハクチョウがシベリアから渡ってきて羽根を休めます。
900(きゅうまるまる)草原
最後に、弟子屈町郊外の小高い丘に位置する900(きゅうまるまる)草原をご紹介しましょう。
この900草原からは、晴天であれば雄阿寒岳、雌阿寒岳が遠望できるとともに摩周岳や硫黄山などが視界に広がり、広大な牧草地とのコラボレーションは圧巻です。
牧場内では、展望台やレストハウスがありパークゴルフなどを楽しむことができます。
特に、パークゴルフ場は、少しアップダウンがある4コース36ホールの広々としたゴルフ場で、牧草地の緑の香りとすがすがしい風を感じながらプレーできます。
弟子屈町観光で北海道の醍醐味を感じよう!
さて、ここまで弟子屈町の観光スポットをご紹介してきました。
弟子屈町観光は、この他にも硫黄泉で有名な川湯温泉もあります。
この温泉も一昔前のような賑やかさはなくなってしまいましたが、泉質や湯量は健在ですので、温泉情緒を味わいながら旅の疲れを癒すには最高のスポットですね!
おすすめの湯処は、「湯の閣 池田屋」の広くて開放的な混浴露天風呂です。
特に、新緑や紅葉の季節が最も野趣満点の自然の醍醐味を満喫できるでしょう。
日帰り入浴のご案内
営業時間 7:00~19:00
入浴料金 大人(中学生以上)1,200円
子供(小学生)600円 / 幼児無料